質問内容「軽量鉄骨の築２７年の建売りです軽量鉄骨の築２７年の三階建て〔建売り〕です。水周り…」
軽量鉄骨の築２７年の建売りです軽量鉄骨の築２７年の三階建て〔建売り〕です。水周り内装全てリフォームしたらあと１０～２０年は住めますか？２０年くらい前に、一度外壁塗装しました。水漏れはありませんが、脱衣所床は床が腐っています。〔湿気？〕軽量鉄骨は耐震対策しなくてよいとききましたが、ほんとうでしょうか？リフォームしたわ、地震がきてペッチャンコっていうのは嫌です
投稿日：2012/07/02
施工・ホームインスペクション（住宅診断・住宅検査）を行っている建築士の寺田と申します。脱衣室の床が腐っている原因ですが、浴室や給排水管からの水漏れがないとすれば土間からの湿気や外壁からの雨水の浸入なども考えられます。脱衣室に点検口があれば床下を確認できると思いますが、カビくさかったりしますか？リフォームするにしても原因を調べて対策を考えておく必要があると思います。築27年の鉄骨造ということですが、逆算すると1985年の竣工となります。新耐震設計基準は導入されていますので、構造の種類にかかわらず、きちんと施工されていれば・稀に（数十年に一度程度）発生する地震に対しては構造躯体に損傷が生じない・極めて稀に（数百年に一度程度）発生する地震に対しては建物が倒壊しないという新耐震設計基準の目的は達成していると考えられます。今回のリフォーム後、10年で住めなくなるほど急に劣化が進むとは思いませんが、できるだけ長く住んだり資産価値が下がらないようにするためにも適正なメンテナンスは必要になると思います。
